Service事業案内

ハンドリング事業部

ハンドリング業務とは

正式名称をグランドハンドリング (Ground handling) と言います。航空機は就航する空港にて、到着及び出発に伴う地上作業のサービスを受けなければなりません。 この地上サービスを総称して「グランドハンドリング」と呼びます。航空機は空港に到着し出発するまでの定められた時間内にハンドリング業務を終えなければなりません。そうでなければ航空機は出発する事が出来ず、利用されるお客様にご迷惑がかかります。しかし、急ぐあまりに安全が損なわれてはいけません。ハンドリング業務を行う者はこの両方を満足させる高いレベルの実施能力が要求されるのです。

地上作業のサービス詳細 (一般的に以下の作業は1時間内で実施します)

  • a. 航空機が着陸した後、定められた駐機場所に誘導します。(ブロックイン)
  • b. お客様が降りられるようにPBB(搭乗橋)を航空機に接舷します。
  • c. 降りられるお客様でお体が不自由な方には車いすでサポートします。
  • d. 貨物室からお客様の荷物を降ろしお渡し場所まで運びます。次に搭乗されるお客様の荷物を積み込みます。
  • e. 搭乗客用のお食事を積み込みます。
  • f. 必要な飲料水を補給し、トイレから汚水などを専用車に移します。
  • g. 燃料を補給します。
  • h. 機内の清掃を行います。
  • i. 搭乗客のチェックインを行います。
  • j. お体の不自由な方に車いすを提供し搭乗されるまでのサポートを行います。
  • k. 搭乗ゲートにて搭乗の案内やベビーカー等を預かり航空機の貨物室に運びます。
  • l. 搭乗のお客様を誘導または不明のお客様を捜索します。
  • m. 全員の搭乗を確認して航空機のドアを閉め、PBBを外します。
  • n. 航空機を滑走路に向かう位置まで専用車で押し出します。(ブロックアウト)
  • o. 航空機が滑走路に向かうのを見送ります。

YSコーポレーションで行っているグランドハンドリング業務について

チェックインサポート業務

  • 1. チェックインカウンター前にて自航空会社利用のお客様と他社利用のお客様を選別して必要な場所に誘導する。
  • 2. お客様を個人客と団体客に更にビジネスやエコノミーなどの種別を見極めそれぞれの専用カウンターに案内する。
  • 3. 必要に応じて自動発券機の利用を勧め、その扱い方をご案内する。
  • 4. カウンターでお預かりしたお客様のお荷物をコンベアーに流す。
  • 5. 事前に申込みの有った車いす希望のお客様を車いすにお乗せし、保安検査場、出国窓口、搭乗ゲート及び航空機までサポートする。
  • 6. 遅れて来られたお客様の荷物は直接航空機まで搬入する。
  • 7. 出発空港で間に合わなかったお客様の荷物をお客様の滞在先まで配送する。

YSコーポレーションにおけるハンドリング業務は多岐に渡っています。上に表した以外にも多数あります。私たちは様々な業務に対してきめ細かなサービスを提供して行く為に、常にお客様ファーストで柔軟な対応に努めています。

警備事業部

警備業務には大きく4種類の警備形態が有ります。

  • 第一号警備業務 … 施設警備
  • 第二号警備業務 … 交通誘導
  • 第三号警備業務 … 貴重品運搬警備等
  • 第四号警備業務 … 要人警備

この中でYSコーポレーションが行っているのは第一号警備業務である施設警備です。

シップサイド業務 (機側警備)

  • 1. 航空機が到着する10分前にスポット (駐機場所) に到着し、スポットやPBB (搭乗橋) 内を点検し、不審者や不審物等の異常の有無を確認します。
  • 2. 航空機がスポットに到着 (ブロックイン) した後、出発 (ブロックアウト) し、滑走路に向かうまでの間に航空機内外において作業する業務者や車両の氏名やナンバー及びスポットに到着・退去した時間を確認して所定のレポートに記入します。
  • 3. 機内に立ち入る人のパスの有無を確認し、必要が有れば氏名の確認や立ち入る用件等を確認します。
  • 4. 警備中は航空機の全周が見渡せる位置に立ち、全方位に目を配り、不審者のスポットへの接近や立ち入りを警戒します。
  • 5. PBBが設置されていないスポットに置いてはお客様が降りられる場合や搭乗される時にバスを利用する時は安全乗車・降車をサポートします。また、徒歩で降りまたは搭乗される場合は通行帯を確保してお客様を誘導します。必要な時は作業車を止めてお客様を案内します。
  • 6. お客様の搭乗が完了し、ブロックアウトした後滑走路に向かうまで監視を続け見届けて業務を終了します。

警備業務はシップサイド業務以外にも航空会社が指定したコンテナの監視業務や同じく航空会社が指定した貨物の爆発物検査 (スクリーニング) 等も実施しています。